2013年2月アーカイブ

夜、店内が暗いわけ

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スアーヴは夜、店内をかなり暗くしています。
それはフランスで、日本とはすこし違う照明の使い方見てきたからだと思います。
最初の頃はそこまで意識していなかったのですが、あるとき日本に帰国中、コンビニのあまりの明るさに怖じ気づいている自分に気がつきました。
あんなにこうこうとした明るい光を、しばらくの間見た事がなかったのです。
日本にいた時は当たり前だったことを、いつの間にか忘れていたのでした。
それ以来、"明かり"ということをすこしだけ意識するようになりました。
単に明るい、暗い、という違いより、フランスは"明るい所をつくる"日本は"暗い所をなくす"というような意識の違いがある気がします。
日本では全体を均一に、まるで昼間のように明るくしようと照明を用いている事が多い様に思うのです。
フランスでは普通の家庭でも間接照明が普通でした。
同じ部屋の中でも明るさの濃淡があり、陰影を感じられるのでいろいろなモノが美しく見える気がしました。それから、ひとも。
字を書いたり本を読むのにはとっても不便なのですが。
日本の明るさはある意味すごく安心感を与えてくれます。
空港でも駅でも、ぴかぴかに明るくて、とても健全な感じ。
このあたりにあるレストランも、けっこう明るいです。
なのでうちくらい、おもいっきり暗いお店があっても良いかな、と思っています。
メニューの字やお料理の色は見えにくいし、本も読みづらいけれど、キャンドルの光が落とす影やふだん気がつかないモノの美しさに、誰かが気付いてくれる事を期待して。
それより、なんとなく居心地が良いな、と思ってもらえてたらもっと嬉しいです。
ちなみに、昼間のスアーヴはおもいっきり明るいです。

candre.jpg


メキシコ料理がとっても好きです。
友人のメキシコ人が作ってくれたワカモレの、あまりの美味しさに感動したのが始まり。
彼女のお母さんが作るシンプルな家庭料理もとっても新鮮でした。
白身魚とジャガイモを蒸したものに、焼いた青唐辛子を添えてライムを搾ったもの、とか。
実はメキシコ料理というと、お肉とか揚げ物とか、ヘビーなイメージを持っていたのです。
でもそれだけでなく、ヘルシーでフレッシュなお料理がたくさんある事を知りました。
それから友人は"全くのベツモノ"というけれど、アメリカナイズされたメキシコ料理、テックスメックスも大好きです。
以前何度かお店でも出しているブリトーは、その代表格かもしれません。
さてこのエンチラーダ。
メキシコ料理の定番で、もちろんテックスメックスでもいろいろアレンジされています。
スアーヴでは、本来はトルティーヤで作るところをガレットの生地で作ってみました。
玄米で作ったメキシカンライスと自家製のサワークリームも添えて。
そして鶏肉を入れるのが普通なのですが豆に替えて、ラクトオボベジタリアン仕様にしてしまいました。
今は遠く南仏はニースに住む彼女、これを食べたらなんて言うのでしょうか・・・。

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パンプルムース

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久しぶりに作ってみました。
パンプルムース。
白胡麻のムースにグレープフルーツを合わせたデザートです。
じつは"パンプルのムース"ではないのです。
フランス語でグレープフルーツそのものの事です。
なんとも可愛い語感です。
ちょうど2年前の2月のある日、ピスタチオのムースを作っていたときに思いついたひと品。
白胡麻とピスタチオって、ちょっと似ていると思ったのです。
個性的で上品な香りと、濃厚さが。
ピスタチオと苺のゴールデンカップルくらい、白胡麻と相性の良いフルーツって何だろう?ということで辿り着いたのがこれ、グレープフルーツです。
白胡麻入りのシュトロイゼルもたっぷりのせてみました。

pample.gif

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